ひとまず決着か…

「無視しましょうか!」

という弁護士さんの提案に合意し

“バカに付き合うほど暇じゃない”

と正直思っていたところだった。

 

無視して数日後、

弁護士さんからまた着信があった。

ドキドキしながら折り返すと

電話越しに弁護士さんが興奮気味に

「花子から振り込みがありました!!

 期限を設けていたので焦ったのでしょうか。

 花子側がご主人に接触したかはわかりませんが

 ご主人には変わった様子はありませんか?」

という電話だった。

正直、私に対する主人のモラハラは変わらず

毎日気を遣った生活をしていたところだったので

花子側が主人に対して連絡を取ったかも

わからない状況でのこの報告は嬉しかった。

具体的な主人からのモラハラを言ってしまうと

・毎日威圧的な態度

・誓約書にサインしたにも関わらず連絡は入れない

・話しかけても無視

 

ぶっちゃけなんでこんな奴と一緒にいるのか

自分でもよくわからなくなっていた時だった。

でも花子から慰謝料が支払われた事によって

私の中でひと段落つけるような感じがした。

主人に対する恋愛感情は皆無。

【花子から慰謝料が振り込まれたのを確認したら

 今まで私を支えてくれた人に精いっぱい還元しよう】

私はそんな気持ちでいっぱいだった。

 

約2週間後私の口座に

クソ女花子からの300万のうち

手数料が引かれた金額が振り込まれた。

当初予想していた金額よりは多かったので

私は迷わず一部引き落として

Rちゃんとまなちゃんに少なからず気持ちとして

大至急持って行った。

2人の反応は同じく

「こんなに受け取れない!」

「自分のために使いな!」

だったけど

私としては2人がいなければ

精神的に参っておかしく

なっていた可能性もあるので

少ないくらいだった。

「気持ちとして受け取って!」と

2人には強制的に受け取って貰い

私も自分と子供のために

少し良いものを何か買おうと思い始めていた。

 

そして途中から私の弟にも離婚を視野に入れつつ

軽くは相談をしていたのだが

弟にも今後迷惑をかけるかも知れないという

迷惑料として少し現金を送ろうとしていたので

弟に連絡を取った。

すると弟は私の話を聞きながら迷わず

「いざとなったら俺は姉ちゃんの味方をする。

 それは兄弟としての絆だし、

 どんなに(私の主人が)良い人でも

 兄弟の味方になるのは当たり前でしょ」

と言ってくれた言葉に泣いた。

小さい頃はいじめてばっかりいた頼りない弟が

家庭を持って姉ちゃんの支えになってくれている。

そんな気持ちを知れただけで嬉しかった。

弟は遠方にいるので

「そこで姉ちゃんからの確認なんだけど

 慰謝料取れたら荷物として普通に送っていいの?

 それともへそくりとしてこっそり渡す?」

と確認すると、弟は迷わず

「へそくりでお願いします!!」と言ってきた(笑)

という事で荷物に忍ばせるにも

嫁に内緒で受け取れるように送る事になりました。

有意義に使って下さい^^

 

私は持病が悪化しているので

賞状が落ち着き次第美味しいものでも食べて

息子に貢ごうと思います。