話がわかる弁護士さん

主人との2回目の話し合いは

思いのほか冷静にきちんと話ができたので

私の圧勝で終了となった。

これからしばらくは私の天下になる!と、思いつつ

何が何でも花子に慰謝料請求してやると

この時すでに心に決めていた。

不倫がわかった時の精神的・身体的ダメージは

実際にサレた人でなければわからないと思うし

本当に想像を絶する以上に辛かった。

こんな思いをする人を1人でも減らすために

徹底的に花子をぶちのめさなければ!!(笑)

 

弁護士事務所に依頼したからと言って

毎回弁護士さんとやり取りできる訳ではなく

弁護士さんの事務さんとやり取りする方が多い。

最初話を聞いて貰った弁護士さんと事務さんは

いわば窓口的な人だったようで

話を詰めていく段階で

本格的に私の弁護士さんが決まった。

担当弁護士さんは気さくな話口調で

顔は見れないけどなんとなく安心できた。

「お聞きしている話に相違がないかの確認のため

 いくつか確認をさせて頂きたいのですが…」

と、最初に主人の不貞に関する内容の確認をされた。

これが地味に辛い。

でもクソ女に制裁を与えるために頑張るしかない。

「間違いないです…」と話した後、弁護士さんが

「では花子に対する請求額について

 決めていきますね。」と言ったので

「私は花子の旦那に100万円は請求したいと

 言った手前、弁護士費用を差し引いても

 自分に100万円は欲しいと思っています。

 貰えれば貰えるだけ気分が良いですけど。」

と、冗談交じりに言うと

担当弁護士さんは

「不貞慰謝料の相場は数十万~100万円なんですけど

 支払ってくれればラッキーって事で

 大きく300万請求してみましょうか♪」と言った。

もちろん300万円なんて即決で支払えないと思うし

分割提示や値下げ交渉される事もあるだろう。

でも例えで言うと

300万円の請求が一括で支払うなら200万円でも良い

みたいな事を言われたら

“安い!!”と思ってしまうのが人間の心理だ。

そこを突くのは私もさすがだなぁ…と感心。

弁護士費用を差し引いて100万円+αなら

私も文句なし。

「それでお願いします」と弁護士さんに伝えた。

 

そして次は弁護士から花子への接触方法について。

ざっくり言うと直接電話するか封書で送り付けるかの

どちらかなのだが、私の意向を聞いてくれるそうで

いきなり電話で「あなた慰謝料請求されますよ」

と言われるのか

封書を開いて専門的な文章で威圧されるのか

どちらかを私が選んでも良いという事だった。

どちらの方法も捨てがたいけど

私が出した結論は

「まず電話で接触して貰って、電話に出ない場合は封書で」

と弁護士さんに伝えた。

すると弁護士さんは

「了解です!電話でも封書でも請求するのには

 変わりないので早く結論が出るように頑張りましょう!」

と言っていた。

 

花子は今どんな気持ちで生活をしているのだろうか。

少なからず恋をしていた私の主人とは会えなくなり

失恋のような気持ちで現実に向き合って

自分の家族とやり直す気持ちでいるのだろうか…

私がアクションを起こさないから

余裕ぶって普段通りの生活をしているに違いない。

 

そんな平穏な日々ならぶち壊してやるけどな!

少しは自分の軽率な行動と言動に反省して

私よりも苦しんで貰わなければ割に合わない。

 

数日後友人のRが偵察がてら

(※花子は昼間飲食店でバイトしている)

花子が働いている店に行き盗撮してくれた画像と共に

「慰謝料請求されるとも知らずに

 慰謝料のために働いてたわw」とLINEが来ていた。

画像を見る限り私よりもばばぁなのはわかった。

“どうしてこんな女と…”という

主人に対して幻滅する気持ちもあったが

逆に綺麗だったら納得するのか…という疑問も出てきて

モヤモヤした(笑)

 

さて、心機一転弁護士さんからの連絡を

待つ事にしましょうか^^